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「え。聖女なのに私、王国だけじゃなくて教会からも追い出されるの?」
召喚された勇者は、ステータスには『伝説の勇者』とあるのにナヨナヨしてパッしない。なのに、彼とたった二人で魔王を討てと命じられた聖女。自殺しに行けと言われたに等しい。
その回復魔法の実力から若くして聖女となったはずなのに、頼みの綱である教会さえ、彼女を追い出した。
路銀も持たされなかった勇者ゲンジと、旅などしたことがない聖女セレーナ。
だが実際に旅に出ると、勇者ゲンジは慣れた様子で頼もしく見える。話し方や態度は、王城では使えない男を演じていたという。
聖女セレーナは、立場逆転か。旅の事は全てお任せ状態。
そんな二人の行く末は、魔王討伐か、それとも国王への仕返しか。1クル
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なぜか皆から愛されて大公爵の養女になった話~内向的だけどそれなりに楽しく過ごしています?~『オロレアの民 ~その古代種は奇跡を持つ~』
☆~地球で死んだ男は、異星に転移された上に少女にされてしまった。
武術を修め、強さが自分の拠り所だった彼が、やせ細った少女にされた事に悲観するも手探りで生き抜く人生譚~☆
――この宇宙のどこかに、その星「オロレア」は存在する。
科学者のせいでオロレアに転移させられたユヅキ。
そこでは、捨てられて死ぬ寸前の少女になっていた。
運よく街の領主に拾われたものの、修めていた武術を使えないひ弱な体に苦悩する。
けれど、義理堅いユヅキは拾われた恩を返すべく、半ば言われるままに貴族令嬢になる道を目指す。
容姿は可憐で美しく、事は順調に進んでいくが、『エラ』と名付けられた美少女の身と、強かった過去の自分との間で気持ちが揺れる。
そんな中、ありえない程に可愛がられる「何かの力」に戸惑いつつも、虐げられて生きて来た過去のトラウマが、オロレアで出会った人たちによって癒されていく。
でもそれは、科学者が意図した『奇跡の力』のほんの一部。
文明が滅び、停滞したオロレアへの、ひとひらの希望。
『奇跡の種』が芽吹く時、『エラ』は……。5クル
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