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背中から石をはやすだけの超能力者である蓮花はあの日魔術師の『救済』によって殺され、死んだはずだった。
しかし彼女は生きていた。昏睡状態だった彼女を目覚めさせた魔女によると、彼女はどうやら死の間際に吸血鬼の眷属にされたせいで死ねなかったらしい。
その吸血鬼、彼女の恩人でもある彼が現在どうやら古都にいるらしいという情報を得た蓮花は何故彼が自分を死なせてくれなかったのか、その答えを得るために古都行きの新幹線に飛び乗った。0クル
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あるところに不死身の女がいた。
不死身の女は自分を殺したかった。
そして、自分を殺すためだけに世界を壊そうとした。
その目論見は失敗し、女は自分が世界を壊すために裏切った男に囚われた。
あるところに魔術師の男がいた。
その魔術師はとある女を護りたかった。
しかし、その女は彼を裏切り、彼が守るべきものを傷付けた。
だから彼は彼女を捕らえ、何よりも護りたかった女を殺し続けた。
※狂壊の先(https://kakuyomu.jp/works/1177354054882712559)と同じ世界観です、そちらを読まないと意味がわからないかもしれないのでご注意を。
(第1話のルビと第2話、第1話の本文と第3話は同じ内容です。
(第1話はPC推奨です。スマホの場合はPC表示にしてもらえれば正しい改行になるはずです。)0クル
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国1番の魔術師の一人娘であるリュシカは暗い森の中にある屋敷で両親と一緒に仲良く暮らしていました。
ゆるっとした日常を謳歌していたリュシカはある日、両親と一緒にお城に行くことになりました。0クル
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魔界の最深部に繋がる扉の封印が解けかけている。
そんな予言がなされ、かつて扉を封印した勇者と姫の息子である若い王子とその仲間達は扉を塞ぐ為、旅に出る事になった。
王子はかつて自分の両親の仲間であった魔術師の養子である娘を仲間に加える事を提案する。
暗い森の中の屋敷に辿り着いた彼等を迎え入れたのは魔術師の使い魔であった毒花の悪魔のメイド。
そのメイドに誘われ、通された部屋にいたのは、喪服の様なドレスを身に纏った美しい少女だった。
仲間になって欲しいと頼んだ王子の言葉を喪服の少女は断ったが――引き下がらない王子に少女は溜息を吐きこう言った。
……なれば、一つ話を聞け。その話を聞いてまだ私の手を取ろうというのなら……その時は、少しは考えてやってもいい、と
そして喪服の少女が語りはじめたのはとある女が歩んだ地獄と、壊れた男の話だった。0クル
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