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婚約破棄に加え、無実の罪を着せられ平民落ちとなったにも関わらず、ヴィールはあっさり受け入れた。
寛大な措置で死刑を免れたのだから感謝しろ? 冤罪だっての。その言葉を飲み込み、彼女は婚約者の元を去った。
だって一度経験してるし。準備万端、継いだ父の生物研究を極められると大喜び。
なのに前と違う。両親の形見の簪(かんざし)を盗まれた。逆行できたのは簪があったからなのに。
死んだ両親唯一の形見をどうしても取り返したかったヴィールは、世話になっている商人の情報を元に貴族の裏取引に潜り込んで簪の行方を捜していた。その中で盗品を寄付したり、貴族達が扱う表沙汰に出来ないお金を回収していたら、怪盗として名を馳せる事に。
「なんで怪盗やってんだろ」
そんな中、ヴィールは潜入したとある屋敷で、若き侯爵、ニウ・ヘルック・ブライハイドゥに怪盗だとバレてしまう。貴族間の汚職や闇取引を探っていたニウはヴィールの正体を隠す代わりに、自分の知りたい貴族の裏側を調べるよう持ちかけた。
最初は粗雑で身なりを気にしないヴィールが淑女として徐々に変わりつつも、本当の想いを隠したニウに対する気持ちも動いていく。
本音→怪盗ものとけんかっぷるが書きたい。0クル
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【本編完結】十八歳の誕生日を迎えた夜、前世の記憶が甦ったクラシオン。
六歳を迎える事無く亡くなった前世の記憶から、彼女は自身が子供向けアニメ、魔法戦士ラブリィブレッシングシリーズ、スプレンダーのキャラクターの一人だと気づく。この世界は一期スプレンダー及び二期スプレンダーリミテと同じ。クラシオンは二番目の戦士だ。
そして敵幹部の一人が、自身の夫である事も思い出す。アニメでは、洗脳された夫であるエスパダは、クラシオンと戦い、その中で自我を取り戻し、救われるという話だった。
夫婦というものの、日々関わりがない夫婦関係、所謂白い結婚状態である事を、敵の洗脳だと思い、クラシオンは戦士としてエスパダと戦い、洗脳を解くことを決意する。
夫婦が白い結婚から、(肉弾戦と言う物理的な)歩み寄りによって、本来の夫婦になる話。
かなりゆるめのコメディ、シリアス色薄めです。2クル
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「何故貴女方聖女は追放された身でありながら、この大陸を守ろうとするのです」
それには二度応える事になる。
御先祖様が変わり者すぎた影響で少し浮いてる聖女のエクラ。
聖女は数多の先祖の記憶を有しており、エクラはその中で特殊な先祖に影響を受けていた。
聖女は魔なるものから大陸を守る役目を背負い、精霊の力を借りて魔を打ち消す。
ある日、自身の師匠が何者かに襲われたという報告を受け、師匠の元に向かえば、見習い時代の世話役だった水の精霊・サリュークレが師匠を斬り殺していた。
「根性叩き直す!」
サリュークレの言い分に納得出来ないエクレはそう言って、彼を自身の屋敷に連れて帰り救おうとするのだった。
ドタバタしつつ、シリアスもありつつ、日常もお送りするごった煮恋愛ものです。
前作:放ってほしい王女と甘やかしたい僕の破棄騒動、前々作:クールキャラは演じられない!と同じ世界線。今作が回答編ですが単体でもご覧頂けます。0クル
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全然靡かない王女様には婚約者がいるという。その名を聞いて驚いた。
「それ僕だけど」
「え、嘘……あ、こ、婚約破棄します!」
「そんな!」
ずっと好きだったのに、この仕打ち。
山間の小国の第三王女ラウラは有翼人種。ラウラには幼少期から決められた婚約者がいた。顔も見た事がない、名前も知らない麓の辺境伯。ある日、自分の事を好きだと言う目の前に現れた年若い青年は、その知りもしないはずの婚約者で、かつて自分が自身の翼と、王家にしか現れない特異能力を失うきっかけになった人物だった。
何度断っても諦めない青年ダーレと意地っ張りな王女ラウラの、ドタバタあり、ただ甘やかされるだけもあり、たまにシリアスありのごった煮な恋愛もの。
視点がランダムで展開します。タイトル終わりにダーレ→(D)、ラウラ→(L)で視点表記します。
前作クールキャラは演じられない!と同じ世界線。なのでゆるいです。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。0クル
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プレイしていた乙女ゲームのヒロイン・ステッラベッラとヒーロー・サルヴァトーレとパソコン越しに話せるようになってしまった社会人歴そこそこのオタクの知輝(チアキ)。
そんなファンタジーを受け入れて楽しんでいたある日、彼女は交通事故で死亡し、見目麗しい令嬢に転生…というよりも転移された。そこはパソコン越しに話していたステッラベッラ達がいる乙女ゲームの世界。転生(転移)の大元の原因で身体の主である令嬢オリアーナ・テゾーロ・ガラッシアは自ら命を絶つためにチアキに身体を譲った、はずだった。チアキはオリアーナを見過ごす事が出来ず、力づくでオリアーナを彼女の世界に留めた。
そしてチアキはオリアーナとして過ごす事で彼女が抱える問題を目の当たりにし、それを持ち前の力技で解決していく。
1章はオリアーナの周囲の状況を解決していくヒューマンドラマ風、2章はオリアーナ(中身チアキ)の恋愛ものでお送りします。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。0クル
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