• 半貴石の菊  外部URLを開く

    穂立ちづ子

     ――時代は1939年 (昭和14年)

     葉月のある日、主人公である菊之助は四年前に亡くなった幼馴染で許嫁である、みよ子が何故か見えるようになる。
     菊之助は亡くなった彼女が現れたことを戸惑いながらも、昔のようにみよ子に接していく。――自分の所為で彼女は死んだと自身を責めながら。一方、みよ子はそんな菊之助に想いとひとつの願いを抱いていた。

      葉月に長月。霜月に師走。弥生に卯月。
      月や時間が過ぎ去ると共に、やがて時代は戦争時に移り変わり、菊之助も兵隊として戦うことになってしまう。

      ――四年前に止められていた二人の間を繋ぐ花が、今ゆっくりと開いていく。

    0クル

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    時代
    現代
    古代・過去
    未来・近未来
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    20代
    50代以上
    主要登場人物の属性
    少年
    少女
    幼馴染
    その他の要素
    純愛
    悲恋
    レイティング
    R15