-
逆行から始まる〝ざまぁ〟成り上がり人生 ~無価値と呼ばれ家を追放されたが狙い通り~
地方領主の子供として生まれたアオスには、父親や兄弟のような槍を扱う才や魔法の才が一切無かった。そのため『無価値』だと周りから言われていた。それだけならまだ良かったが、アオスには生まれた時から特別な能力があったのだ。それは――妖精が見えて話せること。妖精は誰も見ることができない。だからアオスが誰もいないところに向かって話している姿を見た者たち全員が正気ではないと言う。そんな不気味な存在であるアオスは、領主として出世を願う父や兄弟たちには邪魔でしかなかった。そのためアオスは、幼い頃から外出を許されず軟禁され続け、成人したのちに家から追放されてしまう。しかし外でも、アオスが妖精と話している姿を見た者たちによって差別を受け、あろうことか犯罪をなすりつけられ絶海の孤島に島流しにされるのだ。これ以上、妖精に迷惑をかけられないからと、傍に居続けてくれた友達である妖精を自分から拒絶し、島でたった一人孤独に七十年以上を過ごすことになる。そしていよいよ寿命で死ぬ間際、多くの妖精たちを従え一人の女性が姿を見せる。彼女は泣きながら「間に合わなくて、ごめんなさい」と言う。何故彼女が謝っているのかなんて分からないアオスは、そのまま静かに命の幕を下ろした――はずだったのだが、気づけば九歳の頃の自分に意識が戻っていたのである。当然アオスは、自分に何が起こったのかなど分からない。だがそこへ、アオスは奇妙な声に導かれ、ある場所へと訪れることになる。そこには、死に際で自分の傍にいた女性がいたのであった。彼女は自身を『妖精女王』だと告げる。これは魔法を使えない一人の少年が、妖精を導く『導師』として成り上がっていく逆行ストーリーである。
1クル
カテゴリー内順位1157位 / 8,887件
ジャンル内順位606位 / 4,303件
(0)
-
ダンジョンが現れてからジョブが『死神』になって無双状態 ~視線だけで人は殺せます~
現実世界が突然ダンジョン化した。大型ショッピングモールにいた主人公――鈴町太羽(すずまちたいは)の目の前には、ファンタジーにしか棲息していないはずのドラゴンが現れる。次々と人が殺されていく中、追い詰められた太羽は、ドラゴンを視線だけで殺してしまう。そして気づく。この世界は突如変貌し、ステータスを持った人種が現れたことを。太羽もまた、ユニークなジョブである『死神』を有していた。そのスキル――《死眼》は、視線だけで対象物を死滅させる能力を持っていたのである。しかし太羽は、世界を救うつもりも、変えるつもりもなく、もらったスキルや〝ショップ機能〟などを駆使して楽しく過ごしていくつもりだ。ただそんな中、通っていた大学に足を延ばした際に、ぼっち同士で気が合った先輩――愛葉(あいば)こまちが図書館で生活しているところに出くわす。そこから彼女と一緒にギルドを作り、パーティで活動していくことになる。だがそこへ、高校時代に出会った後輩である姫宮小色(ひめみやこいろ)とも遭遇し、太羽の生活は一気に賑やかになっていく。ただそれでも太羽の信念は変わらない。世界が、環境が、どのように変わったところで、自分はのんびりスローライフをエンジョイするために行動する。そして気が向けば、まったりと旅をするのもいい。この変わり果てた世界で、太羽はいつか叶える夢のために今を奔走していくのである。
6クル
カテゴリー内順位667位 / 8,887件
ジャンル内順位348位 / 4,303件
(1)
-
世界がダンジョン化していく件について ~俺のユニークジョブ『回避術師』は不敗過ぎる~
突如現代世界に現れたモンスターたちに世界は騒然となる。そして主人公の家がダンジョン化してしまい、そのコアを偶然にも破壊した主人公は、自分にゲームのようなステータスがあることに気づく。その中で最も気になったのは、自分のジョブ――『回避術師』であった。そこはせめて『回復術師』だろと思うものの、これはこれで極めれば凄いことになりそうだ。逃げて、隠れて、時には不意打ちをして、主人公は不敗過ぎるこの能力で改変された世界を生き抜いていく。
1クル
カテゴリー内順位1157位 / 8,887件
ジャンル内順位606位 / 4,303件
(1)
-
ある日、唐突にバスジャック犯に殺されてしまった少年――同本日六(どうもとひろく)。しかし目が覚めると、目の前には神と名乗る男がいて、『日本に戻してもらう』ことを条件に、異世界を救うことになった。そして二年後、見事条件をクリアした日六は、神の力で日本への帰還を果たした。しかし目の前には、日六を殺そうとするバスジャック犯が。しかし異世界で培った尋常ではないハイスペックな身体のお蔭で、今度は難なく取り押さえることができたのである。そうして日六は、待ち望んでいた平和な世界を堪能するのだが……。それまで自分が生きていた世界と、この世界の概念がおかしいことに気づく。そのきっかけは、友人である夜疋(やびき)しおんと、二人で下校していた時だった。突如見知らぬ連中に拉致され、その行き先が何故かしおんの自宅。そこで明かされるしおんの……いや、夜疋家の正体。そしてこの世界には、俺が知らなかった真実があることを知った時、再び神が俺の前に降臨し、すべての謎を紐解いてくれたのである。ここは……この世界は――――並行世界(パラレルワールド)だったのだ。
0クル
カテゴリー内順位1620位 / 8,887件
ジャンル内順位832位 / 4,303件
(0)