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小学校3年生の時に新垣心寧(アラガキココネ)が京本刀祢(キョウモトトウヤ)の父が経営している風月流剣術の門下生として入門した。それから刀祢と心寧は、同い年ということもあり、良きライバルとなっていく。そして心寧が刀祢を抜いていった。刀祢には心寧に勝てない訳があった。
2人は五月丘高校へ入学し、高校2年生で同じクラスとなる。
刀祢はいつも険しく、厳めしい顔をしている。そして刀祢の悪い噂も学校中を駆け巡る。そのためクラスの皆に恐れられ、上手くクラスに馴染めない。
授業中に堂々と机に顔を伏せて寝てばかりいる刀祢。そんな刀祢の姿を見て心寧は苛立ちを募らせる。
心寧は刀祢以外の生徒達には優しく、面倒見のよい美少女として学年でも人気なのだが、刀祢と話をすると、なぜか口喧嘩に発展して、仲良くすることができない。そんな2人の仲はどうなっていくのか?0クル
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星雲高校3年A組の青野涼(アオノリョウ)はアパートの近くの公園で夕陽を見ていた。いつも決まった時間になると、公園のブランコに腰をかける美少女。彼女とは毎日のように公園で出会うが話したことがない。涼も何を話して良いかわからないし、無理して話す必要もない。いつしか夕暮れの公園で2人で過ごすことが日常となっていた。
謎の美少女は3年になってから一緒のクラスになった雪野愛理沙(ユキノアリサ)だったとわかった。彼女と夕暮れに2人で公園で過ごしていることは誰にも秘密。
ある日、涼はジュースを渡して、愛理沙に話しかける。愛理沙が大事そうにつけているピンクダイヤモンドのネックレスを褒めると、彼女は「これは私の過去、そして私の罪と罰」と謎の言葉を残して公園を去っていく。
その言葉を聞いてから、涼は愛理沙のことを気にかけるようになった。それが全ての始まりになるとは涼も愛理沙も気付いていなかった。(正統派恋愛小説)0クル
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