• 【改訂版】ダンジョンと株式会社 ~目指せビリオネイヤー(1千億円長者)私たちはこの会社で世界を取る~  外部URLを開く

    早坂明

     全世界に『門』が出現した。
     『門』は3次元的にはありえない存在であり、そこには地下、ダンジョンへと続く通路があった。
     水沢健司は、友人の伊吹吾郎、橋口清美とともに自宅に現れたダンジョンに潜り、その秘密の一端を見つけることができた。
     『門』が出現した翌日、3人で集まりダンジョンの秘密をどう扱うかを相談していた。

    「それで、お前さんらはダンジョンの秘密のことを、どうするつもりじゃ?」
    「やっぱり、人に知られないよう隠すしかないのかしら?」
     伊吹の質問に、清美も首をかしげながらつぶやく。

     その二人に対して、水沢ははっきりと反論する。
    「いえ、私は逆に積極的に開示すべきだと思います」

    「でも、開示するといってもどうやってするつもりなの? 下手に発表すると大騒ぎになると思うけど……」

     清美の質問にうなずきながら、水沢が答える。
    「会社を作りましょう。ダンジョンを利用したサービスを提供するための会社です」

    「なるほど、会社が出来てからなら、騒ぎになるのはむしろ望むところという訳か。なにしろ、無料で会社の宣伝をしてもらえる訳じゃからな」

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    時代
    未来・近未来
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    50代以上
    その他の要素
    チートなし
    ダンジョン
    職業もの
    シリアス
  • ダンジョンが出来たら、私の部屋がみんなのたまり場になった件について  外部URLを開く

    早坂明

    ある日世界にダンジョンが現れた。
    そして、ダンジョンを造った者はテレパシーで全世界に告げる。
    『みなさん、ダンジョン内のモンスターは定期的に間引く必要があります。一定期間、間引きが行なわれなかったダンジョンからはモンスターがあふれ出します。モンスターはダンジョンの外に出るとやがて死にますが、死体を放置すると不衛生です。定期的に間引きを行い、モンスターがあふれ出ないようにしましょう』
    いや、テレパシーなんて超技術を使って何を言っているんだろうこの人は、とみんな思ったわよ。
    そもそも、誰もダンジョンなんて造ってくれと頼んでもないのに、何でこの人はそんなものを造ろうと考えたのかしら。
    その数日後、私の部屋にダンジョンが現れた。
    平日は、学校や仕事がある私たちに代わり、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが、ダンジョンの間引きをすることになった。
    これは、そんなダンジョンのある日常のお話。

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    時代
    現代
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    10代
    50代以上
    主要登場人物の属性
    高校生
    その他の要素
    チートなし
    ダンジョン
    ほのぼの
  • ダンジョンと株式会社とノーベル賞と ~目指せビリオネイヤー(1千億円長者)私たちはこの会社で世界を取る~  外部URLを開く

    早坂明

    現代世界にダンジョンが現れた。
    しかし、そのダンジョンはスキルなし、ドロップアイテムはモンスターの死体そのものだけ、ステータスアップはショボいという最悪のものであった。
    その最悪のダンジョンに挑む老人たちが、自らの知恵で成り上がりを目指す。
    彼らが見つけ出したダンジョンの真の価値とは……。
    彼らは、その価値を自ら起業した会社で示そうとする。
    目指せビリオネイヤー(1千億円長者)。
    彼らの企業は世界を取れるだろうか。

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    時代
    現代
    舞台
    日本
    主人公の性別
    主人公の年齢
    50代以上
    その他の要素
    チートなし
    職業もの