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「ねえねえ、気になったんだけどさ、何でこんなタイトルなの?」
テーブルに突っ伏し、だらしない恰好の妹が聞いてくる。
「んー、『私の語り』を適当に入れ替えたのだよ」
「ふむ...わ、た...んー?...『た』、は?」
「た?」
「ほら、わたしのかたり のりわたかし...」
「足りない...」
「つまり?」
少し考え私は言った。
「この物語は『足りない私のか・た・り♪』って事で、適当に雑談する感じです!」
「...そんなんで良いの?」
「いいよー。この物語は私の体験交えつつ、妹が突っ込んだり怒ったりな、駄弁り場です。興味が湧いたらお読み下さい」
妹も少し考えた様子をみせて、営業スマイル浮かべて言った。
「タブレット持ちの方はトイレでもどうぞー。そんなお軽い話でっす」
いや、何でタブレット?スマホでいいじゃん...と思い、こないだの事件に気が付く。
「あ、スマホだとトイレにスマホ柱が出来ちゃうから!皆さん気を付けて!」
「ああっ!?それは言わない約束でしょう!」
「ふふっ、本編では私の恥がてんこもりだからね」
そのセリフに妹が私のスマホを取り上げ、睨みつけてきた。
「あたしの恥はばらさなくても良いでしょ!あれバラす!よっぱですっぱな面白事件!」
「まず私のスマホを置いてね。話はそれからだ」
暫くにらみ合う。妹のスマホは私が制圧している事に気付いたらしい。悔しそうにスマホを置いて言った。
「むう、こんな感じの変な雑談。『海苔わた菓子』お楽しみにっ!」
「あ、そうだ。タイトルの由来もう一個あるけど、それは秘密にしよう」
「なー!?」
おどろく妹ほっといて、タイトルの由来・その2は秘密になりました。
つづく(本編へ0クル
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私は主体性がないってよく言われる。
自分の意見をはっきり言わないで、人に流されてばかりだから、きっとエイズにかかってしまったのだ。
頼まれると嫌といえない。客の要求するプレイはどんどんエスカレートしていく。
私は嫌と言えない。言いたいのかもわからない。
私はすずめのように大衆に紛れて、生きている。0クル
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ペットショップの昆虫コーナーに勤めるフリーター、カンナ。密かに小説を書き続ける彼女は、南米産の巨大蜘蛛と今日も働く。
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吾が輩は猫である。そして超能力者である。所謂、予言者だ。そんな吾が輩の至高の楽しみを語ろうと思う。
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以前撮った虫たちの写真を見ていて思います。多分みんなもうこの世にはいないんだなと。でも写真の中では生き生きとしていて、まるで時が止まっているようです。
※短い詩のようなものです。虫画像付きで投稿しています。0クル
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この世のどこかに、なにもかも無料の村があった。
しかし無料とは本当に無料なのか? 結局のところ有料なのではないか?
無料より高いものはない。無料より安いものもない。
そんなアプリをダウンロードする際に感じる疑いを具現化。0クル
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